『春色の恋人』ネタバレ・感想 11話~最終話(激しいキス、来た来た!と思ったら!!)

きたきた激しいキス~!

愛し合っているのに陈麦冬の多くを語らない、荘潔のプライド、どうなっていくんでしょうか!

『春色の恋人』第11話

陈麦冬は荘潔の上司に対する嫉妬で喧嘩をしてしまいます。

荘潔が彼の部屋を訪ねると、陈麦冬から「自分への恋愛感情はあるのか」と問われ口論になります。

陈麦冬が荘潔へキスをしようとして荘潔が拒否。唇に傷を負いました。

後日、荘潔が上海の上司の見送りにいきます。

上司は荘潔によりを戻してほしくて強く腕をつかみます。

拒否した荘潔ともみあいになっているところに陈麦冬が現れ、彼女を強引に連れ出して情熱的なキスを交わしました。

『春色の恋人』第12話

庄潔は陈麦冬と彼の母親の間の深い溝を知り、親を大切にし自ら愛することの重要性を彼に諭します。

そんな中、庄潔は陈麦冬の祖母の親友が末期の脳腫瘍であることを偶然知ってしまい、心を痛めます。

『春色の恋人』第13話

駅でのキスを庄潔の母が目撃し、激怒して酒を飲み、二日酔いで寝込んでしまいます。

陈麦冬の元恋人、宋怡が帰郷していることを知った荘潔。

陈麦冬と宋怡が同じ場所にいることを知って不安を募らせた庄潔は、宋怡の宿泊先を訪ねました。

そこで彼女の夫とふっくらしたお腹を目にし、誤解だったと判明します。

『春色の恋人』第14話

宋怡は荘潔に対し、「麦冬との7年間の交際は愛情ではなく、彼女の兄を死なせてしまった罪悪感で陈麦冬は自分と交際を始めた」という。

「夫と出会い、結婚して私らしく笑えるようになった」と語ります。

陈麦冬は、宋怡の宿泊先のちかくでたまたま水死体の対応をしていただけでした。

一方、親友の危篤を知った麦冬の祖母が行方不明になる騒動が起き、荘潔が彼女を発見しました。

『春色の恋人』第15話

大晦日の夜、荘潔は交際に反対する母と激しく衝突し、家を飛び出します。

不安定な感情のまま麦冬の部屋を訪れた荘潔は、一度は彼を受け入れますが、直後に「なんで無理強いするの」と彼を拒絶してしまいます。

陈冬は彼女の態度に深く傷つき、「一時の快楽は薄っぺらだ。君の相手は務まらない」と別れを告げました。

『春色の恋人』第16話

同窓会で陈麦冬が同級生に侮辱され席を立った際、荘潔が追いかけて自分があの夜に罵ったことを謝罪しますがそれを陈麦冬は拒否。

拒否されたことにで荘潔が倒れ、陈麦冬は自宅に運びます。

心配した陈麦冬は外で待っていました。

庄潔は、過去に恋人から足の傷跡を嫌悪されたトラウマで、男性に足を見せたくなかったため、男性経験は1度もなかったと打ち明けます。

『春色の恋人』第17話

陈麦冬は庄潔のために丁寧に義足を装着してみせます。

「義足の装着って思っていたより難しい。これから何度もやればうまくなるよ。」

陈麦冬が庄潔の家族と正式に対面した際は、書道を通じて母の信頼を少しずつ勝ち取ります。

その後、凄惨な交通事故が発生し、遺体修復師として精神を削りながら働く麦冬を、庄潔は黙って寄り添い支えました。

バレンタインの夜、二人はついに心身ともに結ばれました。

『春色の恋人』11話~17話感想

二人の心がゆっくりと、しかし確かにつながっていく様子が丁寧に描かれています。

「あなたのことは好きだけど、上海には負けるわ」と語っていた荘潔も、いつしか陈麦冬をかけがえのない存在として受け止めるようになっています。

また本作は、一人で生きていくこと、そして最期をどう迎えるのかというテーマを通して、視聴者に深い問いを投げかけてきます。

それにしても、友人の孫に看取られるなんて、現実ではなかなか想像しにくい状況ですよね。

登場人物たちはいずれも人情味にあふれ、心を揺さぶられます。

生と死を軸に据えたこの作品は、人の死に対する敬意を忘れず、静かで荘厳なトーンで描かれています。

エンディングテーマがしみますね。

『春色の恋人』第18話

陈麦冬の祖母の親友の病状が悪化し、陈麦冬は苦渋の決断を迫られます。

陈麦冬は延命治療の中止を決断し看取りました。

自分が死んだ後、読んでほしいと言い残した手紙を陈麦冬の祖母が読みます。

『春色の恋人』第19話

陈麦冬は、切断手術を控えた青年に「必死に生きることだけが自分を証明できる」と説き、命の尊さを教えます。

上海への再出発を前に、庄潔は彼を置いていく罪悪感に苛まれますが、母の助言もあり遠距離恋愛を続ける決意をします。

二人は「生き別れの方が死別より辛い」という本音をさらけ出し、未来を共に歩むことを誓い合いました。

『春色の恋人』第20話

二人が一晩を共にしたことが祖母にバレ、急遽婚約が決まります。

幸せの絶頂で写真を撮る二人でした。

荘潔は上海での起業が決まり、2年間は戻れないことを陈麦冬に言えずにいました。

出発当日、駅で事実を知った陈麦冬は「結婚を遊びにしているのか」と激怒。

婚約指輪を返せ、と鼻血を出すほどの揉み合いとなって決裂したまま別れてしまいます。

『春色の恋人』最終回

1ヶ月後、荘潔は故郷の医療観光プロジェクトのために戻りますが、陈麦冬は冷淡な態度を崩しません。

しかし、プレゼンで荘潔が「陈麦冬に出会えたことで人生の価値を見つけた」と語るのを聞き、彼は心を動かされます。

荘潔が事故に遭いかけ、「明日が来ることは当たり前ではない」と痛感した二人は、上海駅で再会し、これからは一緒に生きていこうと誓うのでした。

『春色の恋人』感想

最後の最後で、陈麦冬がなかなか荘潔と仲直りしない展開が、とても気になりました。

「俺が怒っているのは、俺を夫と思っていないからだ」


という言葉には彼なりの思いがあるのでしょうが、そこまで無視を続ける姿には、「そこに愛はあるのか」と疑問を抱いてしまいます。

以前、元交際相手が村の人に「陈麦冬と付き合っているときは、いつもつらそうな顔をしていた。暴力でも振るわれていたのでは」と言われていた場面も思い出されました。

祖母が「あの子は口うるさいから」と語っていたことも含め、彼の不器用さや強すぎる態度が気になります。

また、宋怡の結婚式に一度は足を運びながらも、結局帰ってしまった点からも、彼の中に複雑な感情が残っていたように感じました。

最初は亡き親友の妹という立場から始まった関係でも、宋怡に対して一定の愛情はあったのではないでしょうか。

宋怡自身が「謝罪のための交際」と受け取っていたのも、陈麦冬の口うるささや態度がそう思わせていたのかもしれません。

今の荘潔は、陈麦冬をこの上なく愛しています。

ただ、彼女がしっかりした性格であるからこそ、ぶつかり合いが激しくなり、悲しい結末を迎えるのではと不安にもなりました。

どこか『じゃじゃ馬ならし』を思わせる関係性で、少し後味の苦さも残ります。

それでも本作は「人生」をテーマに据えているだけあり、思わず涙がこぼれる場面がいくつもありました。

複雑な感情を抱かせながらも、人の弱さや愛のかたちを描いた、印象深い作品だと感じます。

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